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川奈ステンドグラス美術館について
川奈ステンドグラス美術館は、英国から譲り受けた伝統ある1800年代中心のステンドグラスが至る所に配されています。 英国教会で多くのステンドグラスを手がけたチャールズ・ケンプ、童話挿絵でも有名なハリー・クラークのガラス職人時代の作品など、どれも実際に英国の教会や聖堂、貴族の貴賓室やプライベートルームを飾っていた本物のアンティークステンドグラスです。 ステンドグラスやランプの柔らかな光があふれる幻想的な館内は、アンティークオルゴールやアンティークパイプオルガンの音色、アロマの香りが満ちた癒しの空間です。 館内に置かれたソファにお掛けになって、ゆっくりとお楽しみください。
セント・ミッシェル礼拝堂
セント・マリーズ礼拝堂
STAINED GLASS
ステンドグラス
眠れるものを見守るイエス
四大天使
神の聖心
教会の窓などに飾られていたステンドグラスは、長い年月の間に破損したり取り壊されたりして完全な形で保存されているものは数少ないのです。 これは、破損したステンドグラスの一部分、約2000ピースを組み合わせて、川奈ステンドグラス美術館のために新たな作品として作られたものです。 【ジョン・ハードマン工房/イギリス】 ※ジョン・ハードマン(1812-1867/イギリス) イギリス・国会議事堂やウエストミンスター大聖堂、オーストラリア・シドニーの教会など代表的な建築物のステンドグラスを製作しています。
上部左から懺悔の天使ウリエル、癒しの天使ラファエル、神の国を守る天使ミッシェル、神の言葉を伝える天使ガブリエルが描かれています。 イギリス・ビクトリアンステンドグラスの巨匠といわれるチャールズ・ケンプの特徴は、圧倒的なきめの細かさと、見る者を魅了する人物の美しさにあります。 【チャールズ・ケンプ/1837-1907/イギリス】
上部右側には、ラテン語で「みんな一緒にイエスに祈りましょう」、左側には「マグダレーナ・ソフィア 私たちに祈ってください」と書かれています。 そして下部右側にイエスを表す茨が巻き付いたハートが描かれ、左側にマリアを表す剣が突き刺さって涙を流しているハートが描かれています。 【ハリー・クラーク工房/アイルランド】 ※ハリー・クラーク(1889-1931/アイルランド) ステンドグラス作家として著名なだけでなく、「アンデルセン童話集(1916年)」や「ポオ怪奇幻想小説集(1919年)」などの挿絵を、病的とまで言われるような繊細さで描きました。
美術館にはリチャード・リーのランプが多数展示されています。幻想的な世界へ誘ってくれる彼のランプは、館内のいたるところでご覧いただけます。
リチャード・リー
1973年から10年間、アメリカのポール・クリストのスタジオで、ティファニーランプについての知識や勉強をして学びました。その後、ドイツでTIFFANY LEE LANPS DEKORE-TION GMBH社を設立しました。そこで研究をした結果オリジナルのステンドグラスを作ることに成功し製作するようになりました。 ニューヨークでティファニーの残した作品に触れるたびにインスピレーションを受けるのと併せてリチャード・リーの作品は、ルーツの部分で深く繋がっていると意識しているそうです。 又、ティファニーとリチャード・リー、2人の共通しているイメージは「光り」だそうです。ティファニーの作品がそうであるように、反射し透過する光こそが「配色」に生命を吹き込むからです。色と光りを制することが、ステンドグラスを、単なるガラスの工業製品から鑑賞できる工芸品へと高めそれを観る人や、実際に側に置く人に感動を与えてくれると信じているからだそうです。
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